移住を決めたとき、まずやらなければいけないのが、住まいの確保です。賃貸か購入かという選択肢の中で、私が迷うことなく決めたのは購入することでした。
というのも、私が移住を決めた地区は土地相場が非常に安く、シングルマザーの私でも手が出る価格だったからです。もちろん建物の状態によってはリフォーム費用が高くなる可能性があるものの、まずは自分の条件に見合う中古物件があるかを探してみることにしました。
この記事では、住まいの条件や実際に購入した物件の概要を紹介します。これから地方で田舎暮らしをしてみたい方の参考になれば嬉しく思います。
田舎だからこそ実現できる戸建の条件
- 小中学校まで徒歩圏内であること
- 主要道路に路線バスが走っていること
- 生活に特別は不便を感じないこと(利便性)
- 隣家が密集していないこと(住環境)
- 平屋であること
- 500万円以内で購入できること
- 庭があること
- 自治体からの移住補助金が利用できること
どうでしょうか。この条件。
都市部では非常に厳しい条件かもしれませんが、田舎では十分にあり得る条件。
もちろん予算との兼ね合いもありますが、このような条件を基本に不動産のポータルサイトや田舎物件に特化したサイト、地元の不動産会社のHPなどで物件探したところ、私の希望にほぼほぼ合う物件が見つかりました♪
参考にしたサイトはこちらです。
- 田舎暮らし物件情報 田舎ねっと.日本
- ふるさと情報館
- 長野県の移住サイト「楽園信州」
なかなか都市部では難しい条件の物件があるのも、田舎の物件ならではです。
また、空き家バンクという制度を使って、住まいを借りたり購入すると自治体から補助金を受け取ることが出来ます。私も定住促進、空き家の家財道具等を処分する際の補助金をフルに利用しました。
こういった補助金が充実しているのも田舎物件の良いところでもあります。
補助金は自治体によってかなり内容に差がありますので、移住をしてみた自治体のHPで調べてみることをお勧めします!
購入の決め手は?
何軒か候補を絞り、実際戸建を購入したわけですが、いくつか挙げた条件の中で、築45年の古いこの物件を購入するに至った最大の決め手とはなんだったのでしょうか。
ズバリ、立地です!
先ほどの「戸建購入の条件」にも書きましたが、生活していくのにある程度の利便性があることはとても大事だと思っています。実際に利便性が悪く都会に戻ってしまったからも知ってますしね。
なので、どれだけ良い建物であったとしても自分が生活するために最低限の利便性を保った場所を選びました。
実際に購入した家の概要がこちらです。
- 小中学校まで:子供の足で15分ほど。坂道もなく歩道もあり安心して通学できる
- 路線バス:徒歩5分ほどの最寄り駅から乗ることが出来ます
- 利便性:徒歩圏内にスーパー、小さめのホームセンター、クリニック、郵便局、銀行があり特別に不便を感じたことはありません。
- 住環境:利便性が悪くないにも関わらず、我が家の周りには田畑が多く、隣家も適度に離れています。カーテン全開でもまったく気になりません。
【土地】約200坪の平坦地、日当たり良好
【建物】築45年の平屋建て(リフォームが必要でした)
親子二人にはちょっと広すぎる敷地面積ですが、これにも理由がありました。
田舎あるある、なのですが都会と違って公園が少ない。
そのため、学校から帰ってきても子供通しで遊ぶ場所が意外と少ないんです。
自然が多い場所、とは言え、近くの河川は流れの早い一級河川。
近くの山は、急傾斜で走り回って遊ぶのには不向き。
でも庭が広かったら、息子が思いっきり遊ぶこともできるし、お友達がきて走り回っても大丈夫!
正直、夏は草の成長が早く、庭のお手入れを頻繁にしないといけませんが、エンジン式の草払機で一気にやってしまえば小1時間で終わります。今は、バスケットゴールを設置しいつでもバスケットの練習が出来るようにしていますし、草摘みや虫捕り、BBQなどに大活躍です♪
まとめ
マイホームを購入するのは賛否両論あります。
特に田舎だと後継者が土地を離れてしまったためにおこる空き家問題も深刻ですが、
私にとっては、とても生活が豊かになり心身共に落ち着いて暮らせる場所。
購入してよかったと思います。
なかなか条件に見合う物件を見つけるのは大変ですが、移住と同時に購入するのでなく、
しばらくは自治体が提供しているお試し移住用の住宅や、賃貸住宅に住みながらじっくり探すのも一つの方法です。
私が移住したのは長野県のとある小さな街。
長野県は移住先としても人気のあるところで北アルプスや中央アルプス、戸隠、菅平高原、白馬、諏訪湖など豊かな自然と、東京や名古屋などにもアクセスしやすい立地が大きな魅力です。
各自治体では空き家バンクや移住者の誘致にも力をいれていて、就職先の紹介もしてくれるんです。
今コロナとの共存を模索していく中で、2拠点居住やテレワークを活用し転職しない移住なども増えています。
この先、もっと自由な働き方や生き方ができる社会になるといいですね♪
物件購入にあたっての費用やリフォームのことなどもだんだんに書いていこうと思います♪
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