シングルマザー的戸建て暮らしの楽しみ方 ~ボロボロの平屋一戸建てを約188.6万円で快適リフォーム

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一人息子とともに、長野県へ移住して6年目になりました。移住と同時に平屋の戸建を購入したのですが、築45年の建物は至るところリフォームが必要な状態。それでも

はるか

場所が気に入ったからリフォームして住もう!

と購入に至りました。

そんな築45年の平屋一戸建てに住めるようになるまでのリフォーム内容を、金額も含めて紹介します!

こんな人におすすめ!
  • 古い戸建を購入した時にかかるリフォーム代を知りたい
  • どんなリフォームをしたか参考にしたい
目次

リフォーム前の宅内は・・・・・・

リフォーム前の宅内
リフォーム前の宅内

こんな感じです。

壁もすすけているし、キッチンにはドドーンと作り付けの食器棚が。
その隣に4.5帖の和室。
北側で日当たりも風通しも悪く、かび臭い部屋でした。

これを、親子二人で暮らしやすいようにリフォームしました、

工務店に依頼したリフォーム総額は約188.6万円

リフォームした箇所は、ほぼ建物全域。
ただし、床下は築年数の割りに状態が良かったため、改修する箇所が少なくその分安く済みました。

工務店に依頼したリフォームは
  • 間取り変更(3DK→2LDK)
  • 床全面張替え(タタミ入替含む)
  • 屋根一部補修、テラスの屋根取り換え
  • 給排水設備の新設、修繕
  • 電気設備工事

間取り変更・二重サッシ設置 約431,000円

購入した時は3DK。それを2LDKに変更しました。

3DKから2LDKに変更
3DKから2LDKに変更

キッチンは、このリフォームの時はあえてそのままに。


というのも、自治体からのリフォーム補助金を使うためには
「移住時に使用した補助金」と申請年度を変えなければいけなかったからです。

このリフォームから3年後に対面カウンターのキッチンへリフォームしました。

二重サッシは、障子のないキッチン、広縁の2か所のみ設置。
他の窓は障子が二重サッシの役目を果たしてくれています。ホントは全部二重サッシにしたかったけどね。

床の全面張替え(床下補強・タタミ替え含む) 約364,000円

ところどころ軋みがひどく、そのままでは歩いた時に床が抜けるのではないかと思う個所も!一部屋をのぞいて、全面を杉の無垢板に張り替えました。床下断熱材まで入れられなかったので、その分板を少々厚めのものに。

床を全面張替え。
床を全面張替え、杉の無垢板へ。

床の張替えで、ちょっと失敗したな、と思うことがあります。
それは材質。

杉は割と柔らかい素材のため物を落としたりするとすぐに凹みが出来ちゃうんです。節の出方とか肌触りは好きなんですが。
ちょっと値段は上がるものの、もう少し硬い素材を選べばよかったです。

屋根一部補修、テラスの屋根取り換え 約141,000円

購入時、一部雨漏りがあったため、その部分だけ下地を変えてもらいました。瓦はまだまだ十分に使えるものだったのでそのまま再利用。

テラスの屋根も、苔が生えていて、ところどころ欠けていたりヒビが入っていたり。

そのままでは薄暗い印象があり、後々自分で変えることも出来なそうだったため、ポリカーボネートの波板に変えてもらいました。

オーニングも考えたけど、出したりしまったりは面倒。
陽も入るポリカーボネートにして正解でした。夏は日よけシートを付けて直射を避けています。

新しくしたテラスの屋根
新しくしたテラスの屋根


給排水設備の新設、修繕 約690,000円

この工事は、正直誤算でした。
物件を内見した時は給湯器が付いており使える状態であると聞いていたからです。

しかし、ふたを開けてみると給湯器内部の給排水管に問題が発覚。
結局、給湯器も含めて新しくすることになりました。

  • エコキュート新設
  • 浴室内にあった洗濯機置き場を、キッチン側に新設しお湯の配管も設置
  • 浴室を混合水栓へ
  • 庭に外水栓を設置
  • キッチンの給排水管を将来のキッチンリフォーム用にあらかじめ設置

がこの給排水設備の工事内容です。

宅内の配管を交換しなければいけなかったりしたので、思いがけず大きな出費となりましたが、

幸い、浴槽やトイレなどは前所有者さんがとてもきれいに使ってくれていたため、その分費用を抑えることができました。

電気設備関連工事 約260,000円

購入時、設置されていた分電盤は漏電遮断機がついていない古いタイプのもの。この家が建築された当時、つまり昭和の時代のものでした。

実は、知人が古い戸建に住んでいた時に漏電に気が付かず、家が全焼してしまったことがありました。それを知っていたので漏電遮断機がついている新しい分電盤に変えてもらいました。

工事の方に伺ったところ、少し焦げた跡があったようで、知らずにそのまま使っていたら相当危険だったようです。

電気工事の内容

  • 照明器具アダプタの増設
  • エアコン用含め、コンセントの増設
  • テレビアンテナの設置、配線2か所
  • 分電盤取り換え
  • 幹線設備工事
  • 凍結防止帯
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DIYも取り入れて、業者に依頼するリフォームは最低限に

住めるようになるまでのリフォームは、安全な暮らしが出来るための最低限のリフォームにしました。

というのも

DIYも取り入れてみたかったから

今回紹介したリフォームに【内装】という項目はありません。また別の記事で紹介しようと思いますが、

  • 壁の塗装
  • 襖・障子の張替え
  • 網戸の張替え
  • 下駄箱や窓枠など木部の塗装
  • 浴室の防カビ塗装
  • 押入れを小部屋化

などはDIYで行いました。

中古物件を購入し、DIYするのも楽しみの一つ。息子と一緒に色を決めたりするのは、とても良い経験になりました。

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まとめ

移住を機に購入した古い戸建を、安全な暮らしが出来るための最低限のリフォームにかかった費用は約188.6万円でした。

  • 間取り変更・二重サッシ設置に、約431,000円
  • 床の全面張替え(床下補強・タタミ替え含む)に、約364,000円
  • 屋根一部補修、テラスの屋根取り換えに、約141,000円
  • 給排水設備の新設・修繕に、約690,000円
  • 電気設備関連工事に、約260,000円

この工事費が安いのか、高いのかは比較対象がないのでわかりませんが、
少なくとも188.6万円で、雨漏りもない、床の軋みもない、お湯もちゃんと出る、漏電火災の心配もない安全な暮らしを手に入れることができました。

欲を言えば、

もっと思い切って間取り変更をしたかったし
屋根もかわいらしい色味を出せるガルバリウム鋼板にしたかったし
断熱材もしっかり入れたかったし
庭もインターロッキングとかしておきたかった

と、キリがないのですが

中古住宅の場合、

  • どこをリフォームするか
  • どこまでリフォームするか

で費用がかなり変わってきます。

私の場合は、この先息子にかかる学費、老後の費用なども考慮してこの内容に。

これから移住や中古住宅のリフォームを検討している方の参考になれば嬉しく思います。

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この記事を書いた人

離婚裁判を経てシングルマザーに。
離婚成立後、不動産業に従事。育児、仕事、家事の隙間時間を使って勉強し、宅地建物取引士試験に一発合格。
生まれ故郷でもある長野県の小さな田舎町へ移住し、不動産業+在宅ワークの二刀流でのんびり気ままに田舎暮らしを満喫中♪

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